|
エドガー・フローゼのソロ3作目。
直訳すると「斑点転送」。
著者注釈)
サイト「YOCの大きな口」カルトミュージック・コレクションによれば、タイトルは「黒点移動」。
航空機内で着想を得た作品であることから、曲名はフライトナンバーとされている。
[OS]はAustrian Airlines, [AF]はAir France, [PA]は旧Pan American, [quantas]はズバリそのまま、[IF]はInterflugを表す。
サウンドは前作と打って変わって、エレクトリック・ギター・アンサンブルでスタートする。
そして生々しいメロトロンが大音量?で鳴る。
2曲目は、骨太なシンセベース・シーケンスとメロトロン、そしてエレクトリック・ギター・ソロ。
メロトロンをちょっと激しく弾いてみたり、怪しいボーカルもあって、粗削りな音作りだが、なかなか味わい深い。
終盤、シーケンスが速くなり次第に壊れていくが、この演出は後のSorcerer O.S.T.でも聴ける。
#3はメロトロンとメタリックなシーケンスの掛け合いが聴き所。変成岩(後半)の原型にも聴こえる。
#4はメロトロン・オンリーのドローン。
#5は本作ではいちばん「当時のタンジェリン・ドリームっぽい(例えばInvisible Limitsの一部のような)」作品である。
全体を通して聴いても、タンジェリン・ドリームのデモ録音的な印象で、マニア向けかもしれない。
|