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Recorded: February to July 1973, Berlin 『サイケデリック・アンビエントの魁』 シュルツェの2ndアルバムで、前作同様、コズミック・オーケストラとの共演。ダイナミックだった前作に比べると、精神的、冥想的なコンセプトになっているようだ。 リズムトラックやシーケンスも用意されておらず、サイケデリックなドローンが全編にわたって展開される。どの曲も、これといった展開が無い所為か、国内盤LPリリース時には、「きわめて退屈」「忍耐の2枚組み」など散々な評価がなされていた。
Synphära(シンフェラ)
Conphära(コンフェラ)
Chromengel(クロム天使)
Neuronengesang(神経歌唱曲) 以上のように、本作は脱音楽的で実験的な作品。マニア向けな部類に入るだろう。 しかし、なぜかプログレファンの間では人気が高い。 次回作以降は、ミニマル・シーケンスやメロディアスなソロ、ドラムスまでを加え、かなり様変わりしている。技術的な進歩なのか、それともシュルツェ自身にも、なんらかの心境の変化があったのだろうか? 本編については、音の処理がこなれていないと感じるが、La Vie Electronique 1-2に収録されているアウトテイクを聴いてみると、エフェクトをかける前のピュアな電子音を堪能することができて、全く古さを感じない。ぜひ併せて聴いてみてほしい。
Revisited Bonus Track: But Beautiful 50:45 (Concert in Brussels, 1977) ジャケットは以下2種類がリリースされている。 (1) 赤っぽいバックライトにたたずむ若きシュルツェ氏ご本人。 (2) Urs Amman によるサイケなイラスト。 オリジナルは前者(1)であり、(2)はリイシュー版。1970年代、Brain からのLP盤でリリースされている。
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Spalax (digipak) |
Spalax (digipak) |
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Fotos : Marcel Fugère |
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Brain版 (Urs Amman) |
Brain版 見開き |
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Brain版の、Urs Amman によるイラストはサルバドール・ダリを連想させられる。 表紙のキャラは前作よりも人間離れした。青白く発光する顔のない頭部。 消えかかった両腕と右足。上空の球体に右手を伸ばし、左手は「顔」を覆っている。 一方で、おヘソはあるし、その下には男○のような突起物が。 うつぶせに横たわるキャラはモルゲッソヨ像(○根像)に見える。 見開きでは異形のフジツボ大群に囲まれて、絶望感が漂う。 なお初期の日本版LPは見開きにライナーノーツが印刷される超残念仕様だったらしい。 2018年の紙ジャケット企画(Belle Antique)はBrain制約があるようで、Urs Amman版になっている。 |