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Alle Titel von Dieter Moebius, Joachim Roedelius 「どっちみち」と題された、Clusterの4作目。 BrainレーベルからSkyレーベルに移ってからの第1弾でもある。 時期を同じくしてBrian Enoとのコラボレーション作品(Cluster & Eno およびHarmonia名義の発掘音源 Tracks & Traces)を録音しており、このコラボがアンビエント・ミュージック(環境音楽)の先駆けとなったとされる。 後の音楽シーンに与えた影響は計り知れない。 試行錯誤的で「どこか壊れたような拙さ」が感じられる以前に比べると、音楽的な完成度が大幅に上がっている。 全編にわたってメランコリックで美しいフレーズと、繊細な電子音のハーモニーで散りばめられている。 軽快なリズム、メロディアスでリリカルなリフレイン、淡々としたリズムギター(これはHarmoniaで共演したミヒャエル・ローターの影響だろう)、軽やかなエレピ、森の中を渡る風のような情緒を感じさせるシンセ音が特徴だ。 本作の適切にレビューするには、多少なりとも詩情が必要で、筆者としても辛いところである。 アルバムコンセプトなんて、まったく無いんだろうなぁ。 あえて言えば、前半(#1-4)は朝の情景、後半(#5-7)は午後から夕方という感じだろうか。
本作はCluster作品においても名盤中の名盤だが、入手するなら2007年のCaptain Trip Records版か、それ以降のBureau B版にするべき。 次回作となる "Cluster & Eno" は、本作の延長である、と言える。またローデリウスのソロ作 "Jardin Au Fou (愚者の庭)" も同傾向である。本作が気に入られた方は、併せて入手をお薦めする。 |
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裏面 |
初期CDジャケット(誤購入に注意) |
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ジャケットの写真は、かつてローデリウスが住んでいた場所だったが、原発建設の影響でヴィエナに越さなければならなかったそうだ。 撮影はローデリウスの妻、クリスチーネ。 オリジナル・ジャケットはシルエットだが、初期CDでは裏面のトリミング画像になっている。 次回作リンク: Cluster & Eno |