高飛車 富士急ハイランド Course Guide Part 2

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前半 からの続きです。 コースターに乗り慣れない方は、ここでも十分グロッキーかもしれない。 それでも、ここではスピードが大幅に落ちるので、一息つくことができるだろう。 しかし、コースは、まだ半分。 なんといっても、垂直タワーとギネス認定・121度オーバーハングドロップが控えている。

ご注意)
以降のコンテンツには、搭乗中に撮影した画像が含まれます。 撮影においては安全対策を行っております。 軽率な撮影行為により、カメラ等を落下させますと、大きな事故につながる可能性があります。 決して真似をなさらないようお願いいたします。

駅舎の中を徐行して右ターンすると、直立する鎖場が現れる。

手振れ失礼

このタイヤ、もしかしてスタッドレス?

巻き上げ前に、一旦停止。 チェーンに掛かるときの衝撃は無し。

ゆっくりとチェーン巻上げが始まる

いやー、やっぱり直立してるよ。 しかしチェーンの左の白いケバケバは何だろう? 地味にふじやま覗いてます。ということで、

望遠で、ふじやま・剣ヶ峰は標高3776mだよ

空を見上げる垂直タワー

左のワイヤーは、メンテナンス用ゴンドラのガイドロープ。

後ろを見ると、こんな感じ

巻き上げは加速して、ぐんぐん高度を稼ぐ。 カタカタ音も静か。

こっちのふじやまも、真っ逆さま

巻き上げ速度を増して、ぐんぐん上昇していく

上昇中

頂上が近づくと、巻き上げ速度が遅くなる

単なる速度調整であろうが、じらし効果があり、意外なスリルを感じる。

頂上に到着、それでは絶景をお楽しみ下さい

高飛車レール、ふじやま温泉、ふじやまミュージアム、元プール、ドドンパのレール、そして主役のふじやま

一時停止用のブレーキが並ぶ

頂上部分は徐行で越える。 そして急斜面をゆっくり下りながら、一時停止ブレーキ。 上半身がハーネスに軽く打ちつけられる。 それほど痛くはないが、絶妙な速度調整がされていると見た。 2秒くらい景色を楽しんだら、じわじわと進み始める。

絶景かな(素晴らしい)

だんだん下が見えてくる

リニア加速の出口付近の白い塔から、ライドフォトが撮影される。 カメラ目線するなら、こちらを注目。

ここが撮影タイミングで、ストロボが発光している

垂直に近くなってきた

頂上での一時停止は賛否あり、オフライド動画でも「じらし過ぎ」「ダラダラと冗長すぎ」に感じられた。 しかし実際に乗ってみると、視覚的にとても楽しく、高所フェチにはたまらない逸品だ。

真下にレールが無いゾ

ブレーキの効きが弱まってくる。

これが121度の、えぐれるような落しだ!!

2次元の画像では、いまいちインパクトに欠けてしまう。 ここは乗って体感したい。

落下中

この落し、スゲー気持ち良いぞ!!

着地!!

この落しは、垂直ループの後半部分に通じるが、ほとんどゼロG。唯一無二だ。

ツイストダイブ(スプリットS)へ

登りついた先は、

右180度ひねり

宙返り

ここはゼロG、風を切るように爽快だ(素晴らしい)

ダイブ

次はインサイド・トップハットに続く

急上昇

宙返り

空に向かって、

ここも軽やかに反転!!

ダイブ

インメルマン・ターン

宙返り

くるりと反転して

ゴールが見えてくる

軽くホップして

ブレーキゾーンに滑り込む

少々つんのめり感はあるが、きれいなブレーキである

徐行で左カーブすると、

降車ホームに到着

完全に停止して、終了

ハーネスの取り外しは、次の手順で行われる。 まず、自分でバックルの金具を取り外す。 ちょっとコツがあり、ゆっくりと180度開ききれば、するりと金具が外れる。 ショルダーハーネスは自動的に上がるので、手は下ろしておくこと。 まず少し上がって停止、そして上まで上がる(乗客は何もする必要なし)。 そして自分でシートベルトを外して下車する。 思わずシートベルトを外し忘れそうになるので、注意しよう。

(所感) 後半のポイントは、垂直上昇+121度ドロップと、3回の宙返り。 121度ドロップはギネス認定されているが、実質180度−121度=59度ドロップで、落下感は抑えられているようだ。 しかし「えぐれるような落し」はインパクト絶大で、ここでしか味わえないエレメントである。 個人的にも非常に面白いと思う。 続く3回宙返りは、頂上部できれいなゼロGとなり、爽快で秀逸。超お薦めと思う。 もう一度乗る?

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