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『IDIOT REMIXING!? オリジナル版ありきの企画盤』 クリサリス・レーベルから発売されたオリジナル版が、版権の関係で再発困難になっているさなかに発表された企画盤。 中身は1975年の1st, mandalaband (self titled)と1978年の2nd, The Eye of Wendorの2枚組みながら、 ミックスが変更されていることに注意を要する。 大抵のレビュアーは散々な評価を下しており、当時の状況を見れば致し方ない面もあるが、企画盤と割り切れば価値を見出せるかもしれない。 Mandalaband III (BC Ancestors)およびMandalaband IV (AD Sangreal)の前日譚との位置付けで、 この2作とサウンドを整合させようとしたのか、特に1975年の1stはキツ目に弄られているようだ。 評価が厳しくなるのは、やはり Om Mani Padme Hum (曼荼羅組曲)であろう。 冒頭のドローンお経、フェイドインです。 余計なパーカッションは鳴ってるけど、まぁ本編スタートということで。 朗々たるブラス・シンセが切り込んできて?あれっ!?延々と間延びしてるんですが、、、もう違和感しかありません。 やっとハードロックを思わせる速弾きエレクトリック・ギターが炸裂。 どうやらこのミックス、デヴィッド・デュラントのヴォーカルを明瞭に聴かせるために在るらしい。 もちろんオリジナル版でも朗々とした歌声を聴かせてくれるが、やや奥まった位置に居るような。 本作では目の前で歌っているかのような臨場感あり、 ヴォーカリストとしての力量というか、これほどの「美声」だったことに驚くくらい。 しかし、その副作用か、手数足数の多い早打ちドラムは、ほとんど聞こえない。 また、シンセサイザ群による圧倒的なオーケストレーションはボヤけてしまって、それなりの音量で鳴ってはいるけどインパクト無し。 もちろん、うねうねとしたグルーヴ感を盛り上げるベースラインもピンボケ。
他の曲については、気が向いたら取り上げるかも。 |