| Grosses Wasser (1979) | |
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イーノとのコラボレーションを経て制作された本作で彼らは、 これまでの叙情性を覆い隠し、新たな境地へと踏み出した。アンビエントから珍妙な作風へ。へんてこな音に、もたもたしたメロディ、とでも形容しておきましょうか(笑)。プロデュースは元タンジェリン・ドリームのピーター・バウマン。序盤はバウマン節がはっきりと出ているが、アルバム後半を占めるタイトル曲は、1990年代のコンサートを彷彿とさせるもので、Clusterとしての完成形かもしれない。 |
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SKY / Gyroscope GYR 6625-2 |
Track List : 36.02
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Alle Titel von Hans-Joachim Roedelius & Dieter Moebius Recorded at Paragon Studio, Berlin Sound engineer : Will Roper Cover : Moebius Produced by Peter Baumann & Cluster [Listening Report] |
#1はモロにバウマン節。クラスターらしいのは、ストリング・シンセのリフくらいである。#2はリズムマシンと掛け声みたいなもので、やはりバウマン節。Zuckerzeit の頃に比べると、リズム音が新しくなった。
#3-#5は、純粋なクラスター節だろう。ただ、従来のような音場形成はなく、「生」な電子音やピアノによる、ヘロヘロしたメロディだ。前作とは違ったアプローチながら、不思議な郷愁感を呼び起こされる。
アルバムの山場は、やはり#6。3パート構成だが、シンフォニックと呼べるシロモノではない。ゆったりとしたソロ・ピアノでスタートするが、次第にパーカッション群や電子音が加わっていき、混沌とした音群へと変化していく。しかし、やはりClusterサウンドで、サイケ風味はない。8:20、いきなりトントコトントンとドラムスが入って、ガムラン風のリフレイン、モタモタしたシンセが鳴っている。グルーヴ感は皆無だが、時折ブレークビーツ調になるので笑える。13:30、暗転。カチカチカチカチ....と小気味良く続くパーカッションをバックに、ヘロヘロした現代音楽風のメロディ、そして叙情的なピアノに引き継がれ、消えていく。