ホルガー・シューカイ Holger Czukay 公演日: 2002年4月28日(日)新宿 リキッドルーム ■開演時間: 10:00PM ■開場時間: 10:00PM [ゲスト]Die BUffel Tochter/big picture [DJ]TATSUYA OE/他 簡易ライヴ・レポート 21:35頃、現地着。 21:40頃、Marchinさん、まるちゃん、RUBENさん、と合流。 「開演後の数時間、シューカイは登場しない」ということで、事前の小OFF会。 近くのお店、Blue Condition に立ち寄る。 この店は約2週間前にオープンしたばかりで、キャパは10人くらい。 オーディオ機器とターンテーブル2台が設置されている。 日曜は定休だが、特別に入れてもらったとのことで、感謝。 軽く1杯、Zappa の Hot Rats LP などを聴きながら約1時間、すっかり和んでしまう。 会社が休みの、土曜の夜は空いていることが多く、 DJナイトなどイベントもあって狙い目だよ、とのことでした。 Data) 中銀ビル3F、7:00PM−5:00AM tel 03-5291-7582 23:00頃、JOYさんと合流し、入場。 客層は大半が20代?と思えるほど若く、明らかに男性が多い。 ゲストのDJが、トランス・テクノを大音量でプレイし、 スペースに余裕があるのか、フロアでダンスしている客もいる。 「プログレッシヴ・ロックのコンサート」という雰囲気は皆無。 ビートが最大限に加速し、轟音ノイズと化して聖歌にかき消され、PHEW登場。 コンパクトな機器を操作し、直立無表情な個人プレイ。 やはりDJライクなトランス・テクノ。 時折、「どこに居るのォ〜」と歌う、トランシーな30分1曲?勝負だった。 約30分休憩。シューカイのアルバム、Movies が会場に流れる。 続いて、バンドが登場。ネクサスというグループらしい。 ベース、ドラムス、コンガ、マリンバ、、、のようなパーカッション主体の布陣。 (不正確でスミマセン) メロディはほとんど無く、やはりトランシー。 忙しそうなパーカッションと、お姉さんの腰振り(笑)が目立つパフォーマンスで、 ラストは Yes / Ritual 後半のドラム・トランスによく似ていた。 再びDJタイム。約30分休憩。 2:00AM頃、待ちに待ったシューカイ氏登場。観客が沸き立つ。 「ワタシハ日本人デスカぁ?」と冗談を飛ばす。 コンパクトな器材群がドラムキットのように配置され、 アンテナも立っているが、おそらくダミーでしょう。 個人プレイで演奏開始。サウンドは、やはりトランス・テクノ系。 マシンを忙しく操作しながらノイズを発する。 心地良いビートに酔っていると、突如、金ぴかのホルンを取り出し、一発ブロウ。 演奏そのものは凄くないけど(笑)、絵になるんですよね。拍手喝采。 テンポを落として、恐ろしげなボーカルを披露。 再びマシン操作に没頭していると、何故かボーカルが流れ、 慌ててマイクを握るシューカイさん。 器材に体を引っ掛けて、笑いをとっていた。 今度はギターを取り出したものの、おっと、ソロが先に鳴り始めたよ。 基本的にこのステージは、楽器演奏を中心とするものではなく、 サウンドの素材を紡ぎ合わせて、DJライクにプレイするものだった。 しかしその存在感、カッコ良さ、独創性は見事というほかない。 若い男性にエスコートされて、きれいなお姉さんが登場。 クリアーなボーカルを披露する。 この女性はシューカイさんの恋人(奥様?)らしい。 ライブの要所要所で入退場を繰り返すが、必ずエスコート付きだった。 セットリストについては、ほとんど不明だったが、Full circle の一節が現れ、 CAN時代のChain Reaction(Soon Over Babaluma収録)を思わせるビートも、度々使われた。 トランシーなビートから一転、ポップなメロディ。 日本語で「日曜の朝ァ〜」と来た。 これは The Velvet Underground and Nico / Sunday Morning のカバー。 ここで一旦終了。 アンコール1回目。 クラシック・ナンバーなのか、ストリングスのサンプル断片をコラージュした曲。 アンコール2回目。 トランス・テクノから一転、どこかで聴いたことがあるような、 一大ファンファーレを展開する。ホルンも全開に炸裂し、大団円。 この曲(Der Ostein Ist Rot)は、中国国歌をアレンジしたもの。 当初はアンビエントまたはトランスビートが延々続くものを予想していたが、 実際は起伏、変化に富んだ、バラエティ豊かな、見所たっぷりのステージだった。 全体で、約2時間弱。 ライブアルバム・映像はリリースされないのかなぁ。。。 再び休憩。イベントはまだ続く。 ラストは、バッファロー・ドーター。 パワフルなミニマル音楽で、ハンマービートを彷彿させるドラムスが圧巻。 ギターソロもアシュラっぽい曲あり、ジャーマンロックの影響があちこちに感じられる。 なかなか感動的でトランシーなステージを堪能できた。 5:00AM、終演。日の出を見る。 連休中ではあるが、始発を待ってたむろする若者が大勢いる。 東京のカラスは、傍若無人にふるまっていた。 --- おしまい ---