Crazy Hyuuuu / Crazy Stooon
クレイジー ヒューストン
よみうりランド
クレイジー ヒューストンは1997年にオープンしたタワー型アトラクションで、 打ち上げ型のクレイジー ヒュー(黄色)、 強制落下型のクレイジー ストン(赤色)の2機で構成される。 上記の2機種は、それぞれスペースショット、ターボドロップの名称で知られている。 スペースショットは各地のパークに設置され、ターボドロップは富士急ハイランド「レッドタワー」にて稼動中。 しかしながら、今のところ両方を楽しめるのは、よみうりランドとお台場のパレットタウンだけである。
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右端の2本のタワーがクレイジー ヒューストン |
クレイジー ヒューストンはパーク東端の高台に設置されている。 ホワイトキャニオン裏手の階段を上ると、黄色と赤色のタワーが天をつくようにそびえている。 すぐ隣では、バンジージャンプを開催中(取材時は残念ながら休止中)。 まさに垂直落下のためのステージと化している。 エアランチ式なので、稼動時にはボン!と重厚な破裂音が響く。 待合スペースはタワー基部にあり、最初にクレイジーヒューから入り、その出口がクレイジーストンへの待合スペースにつながっている。 特に順路を守る必要はないが、どちらかといえばクレイジーヒューの方が初心者向けなので、 順路どおりに進んでみることにする。
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クレイジーストン(左)、クレイジーヒュー(右) |
クレイジーヒュー)
指定された席に座り、ハーネスを降ろしてシートベルトを接続する。
又の間にベルトが入るので、横ずれして墜落する心配はないはずだ。
よほど寒くない限りは、靴を脱いでおいたほうが良い。
風を体に感じたいなら、靴は邪魔。
出発の合図とともにライドが少し上昇し、カウントダウン。
その前に頭をヘッドレストに付けておくこと。
前かがみは、むち打ち症になるかもしれないので厳禁だ。
いきなりムギュっとプラスG、ブワーッと風を受けて、気が付けば眺望絶佳。 そして、思いっきり体が浮き上がる。もちろん手足揃って万歳だ。 勢いあまって、席からお尻がずれてスリル満点。 この瞬間こそ、クレイジーヒューの醍醐味だ。 ライドはそのまま落下して、バウンドしながら昇降を繰り返し、だんだん高度を下げて終了となる。 落ちてすぐに終わりではないので、余韻を楽しむにはちょうど良い。
東側は関東平野の展望が広がり、よく晴れていれば都内の高層ビル群が見えるだろう。 西側はホワイトキャニオンと、丘陵を縦横無尽に走るバンデットが印象的だ。
クレイジーストン)
そのままクレイジーストンに直行。
先と同様に準備して上昇開始。
ゆっくりじわじわ上昇するので、高所恐怖症の方には責め苦かもしれない。
頂上に着けば、下界とは隔絶された風の響きと、悪意さえも感じる長い停止時間。
次の瞬間、強烈な引き落としに思わず手足が上がってしまう。 ぐぐっと内臓も浮上。 -2Gの強制落下はインパクト絶大だが、以降はそのあおりを受けて、普通の高速降下になる。 万歳した手足も自然に下がり、落下感もそれほどではない。 ライドはバウンドしながら昇降を繰り返し、だんだん高度を下げて終了となる。
筆者は実のところ、このマシンが苦手だった。 なぜならバウンド時に酔ってしまうから。 しかし、ある時期を境に、不思議に何ともなくなってしまった。 他のパークでも同様に何ともないので、気のせいではない。 何らかの荷重調整が入ったのだろうか? それとも慣れなのか? 謎である。
それでは、クレイジーストン体験画像コーナーです。 ♪いってらっしゃ〜いw
ご注意)
クレイジー ヒューストン直下は待合スペースであり、人通りがあります。
落下物がありますと人身事故に直結しますので、以降の写真撮影は決して真似をなさらぬよう、お願いいたします。
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上昇中。あれは資材置き場か? |
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頂上付近からクレイジーヒュー基部を見下ろす。空いてますね〜。 |
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東側展望。高層ビル群は、残念ながら見えてません。 |
落下中の画像はないので、これにて終了。お粗末でした。
項目 | 値 | 備考 |
到達高度 | 58.364m | 公式サイトより。高台の上にあるので、展望抜群。 |
最高時速 | 65km/h | 打ち上げ時のスピード感は、数字以上のインパクトあり。 |
最大G | Hyuuuu : 4G Stooon : -2G |
上昇開始の瞬間 強制落下の瞬間 |
乗車人数 | 各12名 | 4名×2 + 2名×2 |
乗車制限)
身長130cm 〜
(詳細および最新情報は、オフィシャルサイトまたは現地にてご確認下さい。)