ライトニングコースター
Lightning Coaster
那須ハイランドパーク
(固有機種)
写真掲載はございません。了承下さい。
ライトニング・コースターは、キャメルコースター横の谷間にひっそりと位置するコースター。 黒いレールと白い支柱、稲妻模様のライドであるが、かなり錆が浮いており、どこかわびしさを感じる。 急バンクのカーブが絡み合う様なレイアウト。1990年登場。
駅舎は簡素で、階段を登ることもなく、すぐにホーム。 空いていれば、乗車位置を自由に選べるので、できる限り最後列付近を押さえておきたい。 荷物はホーム上のバスケットに入れておこう。 ライドの安全器具は上からのU字型ハーネスで、やや窮屈。
巻き上げは、それほど高い位置ではなく、どおってことはない。 ファーストドロップは右カーブの緩やかな「下り坂」で、これまたどおってことはない。 右カーブを描きながら第2高点に登ると、頂上部は短い直線で、コースターは徐行状態に、、、、と、不意に強く引きずり込まれる。 倒れるほどにヒネられて、訳が分からないうちに叩き落とされる。 右急カーブ(180度ターン)のドロップで、体が激しく振られるし、とにかくびっくり。
残りは急カーブとバンク付きのコースを、緩慢なスピードで走り抜ける。 カーブ設定が厳しいのか、あちこちに小さいブレーキがあるし、ガタガタと振動は伝わってくるしで、まぁこんなものかなぁ、といの印象。規模の割には疲れるマシン。
まとめ)
右ヒネリのセカンドドロップに集約されるマシン。
このセカンドドロップは落差が少ないので、最前列に乗るとアウト。
落しを半分くらい下って加速するので、なんだかなぁ;となる。
対して、最後列は凄いですね。一発芸的なマシンかも。
強めの振動でハーネスに体を打ちつけ、痛いのが珠に瑕。
ライドは改善の余地あり、下からのハーネスとシートベルトだけの方が、より楽しめるはずなのだが。
わが子と乗った時のことである。 最初に最前列、続いて最後列と連続乗り。 乗車位置がいかに重要か、最後列がいかに素晴らしいか、体で理解できたとのことだった。
項目 | 値 | 備考 |
最高地上高度 | 22.8m | |
最高時速 | 64.5km/h | |
最大斜度 | 44度 | 最後列ならば、数字以上の強烈な落しである。 |
最大G | 2.48G | |
軌道延長 | 704m | |
運転時間 | 2分15秒 |
乗車制限)
身長120cm未満ほか。