浜名湖パルパルは浜名湖北岸(浜名湖サービスエリア付近)に存在する、風光明媚なパークである。 遠州鉄道の子会社の遠鉄観光開発が運営している。 基本的にはファミリーライド中心ではあるが、1997年頃のリニューアルで、個性的な「メガコースター四次元」が導入された。 湖を渡るかんざんじロープウェイや舘山寺温泉とセットで楽しめば、充実した1日になるだろう。 園内に配置されるキャラクターは、やなせたかし氏によるもの。 movie |
メガコースター四次元 | |
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コーナーを 移設しました。 |
ミニコースター | |
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メガコースター四次元の側に設置された、ファミリー向けコースター。
ネーミングとは裏腹に、比較的まとまった規模があり、それなりの存在感はある。
2人乗りライドが4編成くらいで巡回している。
巻き上げはチェーンではなく、タイヤが使われている。
コースは、緩斜面にマウス系ターンと、いたってのんびりしたものだが、
サンプル画像の部分は加速後、右バンクカーブでプラスGが掛かり、インパクトはあると思う。
最後に連続小キャメルバックあるものの、速度がないので全然浮かない(残念)。
全長 420m, 最高高度 13m, 最高速度 46.8 km/h, 重力 2.5G, 運転時間 約2分 |
ワイルドストーム | |
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スピン系のライド。ゴンドラは2人乗りインバーテッドタイプ。
最初は水平回転しているライドが、70度くらいまで立ち上がる。
ここまでは「スーパープラネット」に似ているが、突如としてゴンドラが不規則に揺れ始める。
天地無用に振り回され、何がなんだか判らなくなることも。
雄大さなら「スーパープラネット」だが、スリルは「ワイルドストーム」が勝っている。
このパークにおいてはスパイスの効いたアトラクションである。
運転時間 約3分 |
急流すべり ドン・ブラーコ | |
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泉陽興業によるウォータースライダー。
ドロップは2箇所あり、クライマックスは落差14mのドロップ。
落下感・加速感ともにOK。
あとは風光明媚な景色をマターリと楽しみましょう。
搭乗したのは冬だったので、飛沫防止用のフードが付いていた。
春〜秋は、水が掛かるかもしれない。
運転時間 約3分30秒 |
ジャングルマウス | |
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三精輸送機によるマウス系コースター。
造りが旧式で、金属がガツンガツン振動する。
今にも壊れそうで怖かったりする。
運転時間 約1分30秒 |
パレオフライヤー | |
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Caripro社によるBatflyerモデル。
ライドは2人乗りサスペンデッドタイプで、4機ほどが巡回している。
那須ハイランドパークのバットフライヤー(こうもりさんの高原コースター)と同機種だが、
こうもりの代わりにオリジナルキャラの「パレオ」が装着されている。
最初はエレベータのように、垂直に上昇する。
それからレールに乗り換えて走行を始める。
ごく緩斜面の8の字コースを、軽く振り回されながら走り抜ける。
高台の上なので展望もよく、スペック以上の爽快感がある。すぐ終わるけど。
効率は悪く、30分くらい待ったな。
メタボ腹に頭を打ちつける「こうもり」と違い、スリムな「パレオ」採用は大正解。
全長278m, 最高高度 14m, 運転時間 約1分 |
エビーノジャンプ | |
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小型の垂直タワー型アトラクション。
見かけはお子様向けだが、油断は禁物。
「ちょっと登ったかなぁ」なんて呑気に構えていると、強烈な内臓浮上感に、思わず声を上げてしまうだろう。
各地にあるS&S Power社の「フロッグホッパー」を思わせるが、似て非なるものである。
フロッグ〜は座席から尻が浮き上がる感覚を楽しむものだが、こちらは落下感を味わうことになる。
上級者でも意外と満足できるはず。
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かんざんじロープウェイ | |
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湖上を渡る日本初のロープウェイとして、1960年12月に開通。1997年1月10日で、38年間の歴史に幕を閉じ、同4月24日リニューアルオープン。
園内から対岸の大草山を結ぶ。
大草山の頂上には「浜名湖オルゴールミュージアム」もあり、展望台からの景色も雄大だ。
遊園地のフリーパスで乗れるので、天気が良ければ、是非訪れたい。 全長 723m, 所要時間 4分(秒速5m), 定員 61名(2基) |