富士急ハイランド 新施設プレスプレビュー
2019年夏
2019-07-22
富士急ハイランド 2019年度 新施設プレスプレビューに参加してきました。
前日に富士吉田入りしていたことと、取材開始まで時間があったので、「北口本宮 富士浅間神社」に立ち寄りました。
鬱蒼とした森と巨木群。豊富な水と苔。
パワースポット的な雰囲気たっぷりです。
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随神門
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太郎杉
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恵比寿社
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西宮
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手水舎
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アジサイ
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諏訪拝殿
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諏訪神社 大杉
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間堀川の支流?
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角行の立行石
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参道と大鳥居
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参道
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アジサイ
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気になる天気は、台風や梅雨前線の影響で不安定。当日も13:00〜18:00にかけて雨の予報。取材の無事を祈願する。
参照サイト:
【一番当たる】1時間毎の天気 富士吉田市 Weather News
[事前取材] ▲
今回のプレスプレビューは午後開始であることから、
その前にスタッフのアテンドによる取材をさせて頂けることになりました。
富士急ハイランド事務所にクルマを入れて、
普段とは異なるアングルの「ええじゃないか」(外観)を撮影できました。
もう少し早めに着いて、走行動画を撮っておけばよかったなと、少し後悔。
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ええじゃないか 外観1 北方向
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ええじゃないか 外観2 東方向
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ええじゃないか 外観3 南方向
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取材の対象は、FUJIYAMA、高飛車、ド・ドドンパの3機種です。
ほんの短い間ですが、富士山が姿を現しました。
今日は見られないだろうと諦めていたので、すごくツイていたようです。
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FUJIYAMA front row POV (富士山展望)
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高飛車 front row POV (富士山は、もう見えない)
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ド・ドドンパ front row POV (富士山は、やはり見えない)
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連続乗りだったので、あっというまに終了。
ハイランドリゾート(会場)に移動し、
リサガスタウンを散策したり、ホテルのロビーでくつろいだり。
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ピンクガーデン(リサとガスパールタウン)
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[Press Preview] ▲
お待たせいたしました。ここからがプレスプレビュー本編です。
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Press Preview 2019(ホテル2階「グランドバンケット富士」)
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まず新作CF「侵略放題 入園無料」と「NARUTO×BORUTO 富士 木の葉隠れの里」全2本が上映され、今年度のプレスプレビューがスタートしました。
司会進行はド・ドドンパ、入園無料化の時と同じく、原友里さん。
そして堀内光一郎代表取締役による新施設説明が続きます。
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堀内代表取締役
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以下、要約です。
昨年度の入園無料化以降、従来のように四大コースター、絶望要塞、トーマスランドなど目的を持った来場者だけでなく、
これまでは見られなかった、地元の方の散歩や中高生の立ち寄りなど、インバウンドの方を含めて客層の拡大が進んでいる。
より幅広い多くの方々に、より楽しんでいただきたいとの思いから、今年度はナルトをテーマにしたエリアをオープンする。
ナルトの原作コミックは46カ国以上、2億5000万部ほどが発行されており、日本を代表する強力な作品である。
堀内氏の家族もナルトの大ファンであり、コミックやアニメにも一通り触れることで、自身もハマってしまったが、それも過去の話。
ナルトの世界観をおさらいするため、最初の仕事として、コミック72巻を通読した。
とても手ごたえのある仕事で疲れたが、緻密な構成、いろんな所にちりばめられた、さまざまな示唆がわかり、改めて感銘を受けた。
富士急行グループとナルトとのコラボレーションは2008年8月〜9月、さがみ湖プレジャーフォレスト(NARUTO−ナルト− 疾風伝 祭り)で実施された。
今回は、常設アトラクションとして、ナルト×ボルトで行きたいということで、株式会社ぴえろに相談したところ快諾いただき、
わずか3年ほどでオープンできた。
「NARUTO×BORUTO 富士 木の葉隠れの里」は2600平方メートル、7施設で構成される。
原作の木の葉隠れの里をイメージし、キャラクターの等身大フィギュアが配置される。
目玉施設は「3Dシューティングライド科学忍具道場」。
次々に迫り来るキャラクターたちを、チャクラが尽きることを気にせず、ひたすら撃ちまくるアトラクションである。
他に木の葉隠れの里の施設を再現し、実際に着席して写真を撮ったり、アニメの名シーンを振り返るミュージアムの忍道館、
万華鏡写真館(このネーミングは駄洒落であることがわかるハズ)、
一楽(味噌とんこつラーメン)などがある。
もう一つの注目施設として、ハイランドリゾートのNARUTOルームをオープンした。
NARUTO×BORUTOのキャラ尽くしの和室である。
ファンの方々にはたまらない施設だが、リゾートらしい「快適な部屋」ではない。
窓を開けると富士山の展望が広がるが、閉め切ると、そこはオドロオドロしいナルトの世界。
ツクヨミの瞳術をかけられたように、自分が一体どこに居るのかわからなくなるような感覚に陥るほど。
トイレに入ればカカシが覗いているという、一瞬たりとも気を緩めることが出来ない部屋になっている。
その他にもNARUTO×BORUTOラッピングの電車やバスも運行開始する。
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ナルト×ボルト着ぐるみと、スペシャルゲストの皆様
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ハイランドリゾートのエントランス経由で園内に移動します。
予報どおり小雨が降りだしており、FUJIYAMAはまだ動いていたが、いずれ休止しそうな雲行きでした。
ラッピングバスが止まっていましたが、外観を見るだけで、すぐに移動。
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NARUTO × BORUTO ラッピングバス
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[富士 木の葉隠れの里] ▲
小雨の園内を移動し、鉄骨番長とド・ドドンパのトンネル付近に案内されると、そこにNARUTO×BORUTO 富士 木の葉隠れの里が、ひっそりと佇んでいました。
ここは、かつての「かいけつゾロリのぼうけんランド」跡地とのこと。
まずは「3Dシューティングライド科学忍具道場」から体験します。
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科学忍具道場入り口・ボルト
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3Dメガネを受け取り、搭乗します。
ライドは4人乗りで、2人ずつ背中合わせで乗り込みます。
内容は動画をご覧頂くのが分かりやすいと思います。
3D映像(偏光方式)を撮影したものにつき、映像が二重に見えることがあります。
深刻なネタばれがございます。了承いただけない場合は、再生を中止してください。
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3Dシューティングライド 科学忍具道場 POV
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ライドの動きはゆっくりで、スリル系の要素はありません。
狙いを定めて、ひもを引くと弾が飛び出します。連射にも対応。
的数も多く、腕が痛くなるほど引きまくれば次々にヒットして、スコアもぐんぐん上がります。
シューティングゲームが得意でなくても爽快感を感じる仕上がりです。
ハイスコアを目指すなら、高得点の的を取りこぼさないことでしょうか。
なお、この動画では手持ち撮影のため、片手で無理やり操作していますので、弾が全然出ていません。
なので、本来の爽快感を感じることは出来ません。
やはりここは、現地で体験いただくのが良いと思います。
(参考)この動画に対して頂いたコメントはTDSの「トイストーリーマニア」に似ていること。
ナガシマスパーランドの「牧場(まきば)deバンバン」も同様のアトラクションである。
現時点でメーカー名が公表されていないので、同じ機種なのかは不明。
「牧場deバンバン」はKCA株式会社によるが、オフィシャルサイトには富士急ハイランドに関する記載なし。
なおトイマニは120分以上待ち標準でファストパス発券早期終了、牧場〜はフリーパス対象外とされている。
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忍道館入り口・ガマ吉とナルト
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続いて、忍道館に入ってみる。
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木の葉隠れの里イメージとナルト
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火影室・写真撮影機能あり
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着席して記念写真を撮れる。入り口で受け取ったカードのQRコードをセンサにかざすと撮影できるが、センサがどこにあるのか判りづらい。
実際に写真撮影を行いましたが、肝心の画像が行方不明なので、見つかったら改めてアップします。
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サスケはイケメンながら影のある波乱万丈のキャラだった
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忍道館は、ここまで。
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ゲーム処 忍術カーニバル・シカマルと勝負してみる?
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ラーメン一楽へ
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忍び五大国らーめん(味噌とんこつ)
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具たくさんで、味は濃厚。
一部でチーズの隠し味あり、とんこつと合っているなぁと感心しました。
入園無料だからこそ、食べに行きたい一品でした。
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海苔だけアップ
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積もる話も有りそうだし、飲みませんか?
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お隣、宜しいですか?ダメですか?
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甘美堂でデザート「思い出のダブルソーダ(アイスキャンディー)」(腹一杯だったので名物の鯛焼きはPASS)を食して、次に進みます。
[ナガシマスカ〜水ましですか〜] ▲
富士 木の葉隠れの里の裏口を抜けると、ナガシマスカの側に出られます。
「ナガシマスカ〜水ましですか〜」は従来のナガシマスカに変更を加えて、2019/7/20にリニューアルオープンしました。
プレショーの映像も刷新されており、世界各地の名所から水が噴き出すという内容ですが、ディスプレイが小さくなったようで、
従来より目立たなくなった気がします。
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ナガシマスカ〜水ましですか〜 プレショー
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本編は動画(2回分)で体験ください。
体験時には登山用の雨具(上下セパレートタイプ)を着用しましたが、腰から背中に水が浸入し、びしょびしょになりました。
靴のびしょ濡れにも注意ですが、持参したサンダルに履き替えてのチャレンジでした。
降雨と水濡れにより、やたら滑りまくって、当日では一番怖かったかもしれません。
目に見える変更点は、以下のとおり。
看板の差し替え。噴水の追加。
渦巻き部分の水の流れの変更(コース変更ではない)。
招き猫からの水の噴出方式変更(毎分300リットル)。
ただし、乗客に水が直接かからないよう制御されている。
「お手を拝借」で手を叩く仕掛けが廃止。
「降水確率90%」なるタライで水をかける仕掛けが廃止。
ゴール付近に、強力な霧吹きを追加。
このように書き出してみると、マイナーチェンジであることは否めません。
しかし公表されていないながら、重要な変更点があることを聞きました。
同時運行台数が6台から8台に増えている(4台→6台だったかも、記憶が曖昧ですみません)。
[無限廃坑] ▲
EVANGELION: WORLDのエリアを縮小し、新たに導入されたアトラクションが「無限廃坑」です。
2019/3/23にオープン。
「信玄の埋蔵金を狙う盗掘者たちによって数々の凄惨な事件が起きたため、長い間封鎖されていたとされている“いわくつきの廃坑”」との設定です。
「古びたトロッコに乗り込み、ヘッドホンを付け両腕を拘束され身動きがとれない状態で」体験することになります。
トロッコは株式会社Doogによる“自走式ロボットライド”で、株式会社チェルカがライドアトラクション化したものとのことです。
残念ながら撮影は許可されず、内部の画像や動画は有りません。
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案内板
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こちらは入り口ではありません
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裏口から案内されたので、プレショーなどの有無については不明です。
ライドに着席するとベッドホンを装着し、上半身ごとシートベルトで留められます。
ガッチリ拘束というほどではありません。
完全に真っ暗ではなく、ときおり骸骨のようなものが見えます。
さすがロボットライドだけあって、不意にガツンとした動きあり、ちょっとびっくり。
暗闇で「何か」が触れてくるのも「お化け屋敷」の定番かもしれません。
“3Dサウンド演出”については、厳しい評価になりますが、かつての「処刑の館」には遠く及びませんでした。
いっそうのこと、ノイズキャンセリング・ヘッドホンによる恐るべき静寂と、耳を引っかくような正体不明のノイズ、前触れなくかかる吐息、などが怖そうですが、処刑〜と被るかも。
あっという間に取材時間は終了。
懇親会が5分後くらいに迫っています。
うーむ、何か見落としているような、まあええか。
会場「グランドバンケット富士」に急ぎます。
ところが、意外な展示物が目に入り、思わず道草してしまう。
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ZOLA (1988 - Apr 2010)
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NAMCOとTOGOによる”リアル”3Dシューティングライドと屋内ローラーコースターのコラボ作品。
レーザ銃で物理的な的を狙うのだが、これが思うように命中しない。
ゲームステージが終わると真っ暗になり、巻上げが始まる。
暗闇の中、不意に落ちると揺さぶり走行して終了、という展開でした。
建物は現存し、EVANGELION: WORLDと無限廃坑になっています。
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Giant Coaster (Dec 1966 - July 1996)
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FUJIYAMAのオープンに合わせて役目を終えた、伝説のジャイアントコースター。
全長1432m(世界一)は、かつてのギネス記録であり、富士急ハイランド=ギネス級コースターの歴史の始まりでもありました。
このライドを見て、初代・引田天功のイリュージョンを連想されるなら、それなりの年齢の方かと思います。
レールはイマドキのコースターとは異なり、鉄道のようなレールに鉄車輪という構成でした。
スリルを楽しむというよりも、絶景を堪能しながら、ゆったり走る(80km/h)という趣向だったかなぁ。
HIKAWA RIDESチャンネルなどに動画あり、パッと見た感じ、那須ハイのキャメルコースターに近いかも。
三精輸送機による作品。
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ジャイアントコースター 座席
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安全装置はシンプルで、開放感があります。旧Steel Dragon 2000のような6人乗り/1両のライドでした。
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Moonsault Scramble (1993 - Apr 2000)
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続いて富士急ハイランドを代表する伝説のコースター、ムーンサルト・スクランブル。
高さ66m, 最高速度105km/h, 最大荷重6.5G(世界一)という破格のスペックを誇ります。
プレッツェル・ノット(Pretzel Knot)なる紐の結び目のようなコースを凄まじい荷重で往復し、視界のホワイトアウトやブラックアウトは当たり前。
連続乗りは頭痛に直結という、極限にハードなコースターでした。
わずか7年程の短命コースター(短命といえば読売のアレには遠く及ばないが)。
サノヤスヒシノ明昌と岡本製作所による作品。
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ムーンサルト・スクランブル 座席
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車輪はゴツい一方で、とても薄いライドです。
膝下は浅くて体育座りのような状態で、ショルダーハーネスと腰の安全バーという2段構え(那須ハイのビッグバーンコースターに似ている)。
更に、泉陽興業コースターを思わせる万歳ガードまで付いてます。
もうひとつ、最大荷重5.6Gのダブルループがあるのですが、展示はされていませんでした。
こちらもショルダーハーネス付きの窮屈系ライドでした。サノヤスヒシノ明昌による作品。
[懇親会] ▲
いよいよ時間がヤバいので、会場へと急ぐ。
入り口に新CFのポスターが展示されていたが、、、既に乾杯は終わっていた。
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侵略放題 入園無料
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Q&Aタイム
Q: 自動車学校の跡地活用について、進展はございましたでしょうか?
A: 今は駐車場として使っている。今後の計画は未定。
Q: 一昨年はドドンパのリニューアルがありました。私はFUJIYAMAが大好きで、手を加えてほしくないのが本心ですが、
高さをアップするなどのリニューアルは考えられますでしょうか?(休憩ポイントになっている第2高点が、高さそのままで、120度バンクのターンに変更など)
A: 阪神淡路大震災以降、高さ60m(構造物全体で)を越えるアトラクションの建設許可が下りにくくなる一方である。
よって、FUJIYAMA(あるいは、ええじゃないか)をリニューアルするなら高度を下げなければならず、現実的ではない。
なお、高飛車やド・ドドンパ(垂直ループ)も、規制の範囲内で設計されている。
(著者注釈)60m級の垂直ループが出来るなら、ド・ドドンパ200km/hの可能性があったかも?と推測。
Q: 富士急ハイランドではライドの入れ替えが、他のパークに比べて頻繁に行われているようです。
アトラクション維持のために必要であることは承知してますが、今後もおもしろい企画はありますでしょうか?
A: ライドの入れ替えにおいては、原則として設計変更できず、同じライドを導入しなければならない。
設計変更するには、まとまった期間の運休を強いられる。
ド・ドドンパは垂直ループ化にともない、対マイナスGから対プラスGへの設計変更と大幅な軽量化が行われた。
Q: FUJIYAMAのライドは、ほぼ理想的なライドだと思っていますが、唯一不満な点がございます。
膝もとの安全バーが完全にロックされないので、荷重がかかると、下がってきてしまうことです。
巻き上げの登りでは、安全バーを下から支えていないと、下がってしまうことがあります。
せっかく緩々に設定していても、ドロップしたらガチガチになってしまいます。
どうにかならないのでしょうか?
A:
・・・・・
Q: 今年はナガシマスパーランドの「白鯨」が話題をさらっており「コースター数日本一」「四大コースター(今のところ、3つめは力不足、4つ目は「大」とは言えぬ)」を売りにするなど、勢いがあります。
一方、首都圏では廃止などのネガティブな話題ばかりで、見所がありません。桁違いの投資をする某千葉のパークは絶叫系を作る気なさそうで除外とします。
やはり富士急行さんの「5機種目」を期待したいところですが、いかがでしょうか?
A: 敷地に余裕無く、いかにして土地を捻り出すか、難しい検討を強いられる。
現状、ド・ドドンパが敷地を分断しており、一方で、既存コースターを跨ぐ形のコース設定はできない。
ナガシマスパーランドでは大規模なコースター移設を行っているが、移設も意外に難しく、桑名市による強いバックアップがあったと聞いている。
Q: 以前「さがみ湖プレジャーフォレストに絶叫マシンを導入する」旨の発表がありましたが、あそこは敷地全体がまるごと山です。
海外では山の斜面や崖を利用したコースターがあり(国内ではバンデット@よみうりランド)、そのような個性的なコースターの導入は考えられないでしょうか?
A: 平地と違って斜面に基礎を打つ工事は難しく、建設費が割高である。よって現時点では何も申し上げられない。
マッスルモンスターについて:
マッスルモンスターは、もともと麓に建設する予定であったが、社内で「山頂に建設したらどうか?」というアイディアあり。
アクセスルートを含めて検討した結果、採用された。また「空中で鐘を鳴らす」アトラクションはオリジナル機種には存在せず、
これも社内アイディアによるものである。一本の鉄骨を渡って鐘を鳴らすが、鐘の位置は、綿密な強度計算によって決められた。
これ以上遠くすると、鉄骨を下から支えなければならなくなり、かえってスリルが低下するとのこと。
ここまで文章化してみると、厳しい環境にあることが判りますが、おもしろい企画を創ろうというオーラを感じることが出来たので、今後が楽しみです。
「来年もまたやるので、ぜひ」とのお声掛けもいただけました。
恒例の「ご歓談中とは存じますが、楽しい時間には終わりがやってきます」で解散です。
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撤収作業中
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お土産(BoRUTO巻物サンド(チョコサンド)など)
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クリアファイル(表)
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クリアファイル(裏)
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テーブルクロス
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使い道、229通り
彼女と一緒に!
インスタ映え
24時間ゴロ寝チャレンジ。
カーテンに・・・(貧)
50周年ありがとう。
おなかが冷えた時
[エピローグ] ▲
今回のプレスプレビュー開催時期は例年よりも遅くて、既に夏休み期間。
すなわち、営業終了時刻は21:00。
予報どおり雨は上がり、四大コースターも運行を再開しました。
取材は、まだまだ続きます。
テーマは、シングルライダー(FUJIYAMAとええじゃないかで開催)の使い勝手が、どの程度であるか検証すること。
まずは、ええじゃないか2回(左・右)。
夏休み期間とはいえ雨天の平日ということもあり、待ち行列はせいぜい20人くらい。
下手にシングルライダーで待つよりも、一般に並んだほうが確実かも、という状況でした。
徐々に霧が濃くなり、景色が見えなくなってきました。園内照明が幻想的に光る中でのライド体験です。
検証結果:−−−
引き続き、FUJIYAMAです。
すぐに乗れて、降車したら乗り場に直行を、取り憑かれたように繰り返す。
シングルライダーは前詰め乗車なので、4列目とか5列目のような半端な位置に空席あれば、そこに案内されてしまう。
先頭に乗れるラッキーもあったが、
後ろの席に乗るには、複数の方がシングルライダーに並んでいない限り難しい(もしくは優先券を使うか)。
とはいえ、一般に並んでも前詰め乗車に変わりなく、ただ運任せ。ならば回数で稼ぐと割り切る。
濃いガスがかかって展望は得られず、スペースワールド発祥の「足首クロス乗り」を試してみる。
踏ん張りが効かなくなり、もちろん万歳なので、翻弄されるのみ。
最終便では巻き上げ中に雲の上に飛び出し、霧の中から対岸のコース(第2高点)が現われる様は、感動でもありました。
検証結果:特上。
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イルミネーション
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リサガスタウンは、もう少しだけ営業します。
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今回も、楽しいひと時を、まことに有難うございました。
見落としは、NARUTOルームでした。
プライベートで利用する可能性は限りなく低いと思われ、予約を取りにくいこともあり、ぜひ見学しておきたかったのですが、取材時間も足りず仕方なかったと思います。
[後日談] ▲
山中湖で朝を迎える。よく晴れているけど、ぼんやりと霞んでいるので、すぐにガスが湧き出しそうな気配。
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山中湖から富士山
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第2駐車場にクルマを入れる。
一般入園待ちのお客様は10人あまりくらいで、リラックスして列に並ぶ。
優先入園客を見送って、8:30開園。
ええじゃないかに直行。
一般の列もさほど長くなかったが、シングルライダーに並んでみる。
幸い奇数組みも多く、効率よく進む。
4回目まで順調なライド体験。
5回目は、なぜか頭が振られて後頭部をヘッドレストに打ち付ける。
首を安定させるための筋肉が疲労してきたか?
止めどころと判断し、FUJIYAMAエリアに移動する。
ライドの展示物を撮影してド☆ドドンパに行こうとしたが、さすがに70分待ちかぁ。
優先券買お、ということで、高飛車へ。かなり空いてないか?
ええやん、リピートしよか思うたら、2度目で「安全装置が作動しました」。
整理券を受け取る。
シングルライダーでFUJIYAMAをリピートしつつ、優先券でド☆ドドンパ。
あれっ、FUJIYAMAの見慣れないライドがあるな。
赤いラメ入りのヤツ。
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このライドは?
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まだ昼過ぎながら、かなりヘトヘトになってしまう。無理しても仕方ないので休憩しよう。
続いて、ソア 富士飛行社へ。
やっぱり世界各地の 富士山の絶景+スリリングな低空飛行+ハートラインロールで決まりですね。
もちろん久石譲氏によるテーマ曲もバッチリ決っている。
引き続き、鉄骨番長など緩めの乗り物で過ごすも、まだシンドいので、腰を据えて休憩したほうが良さそうだ。
これまで入ったことなかったフジヤマミュージアムへ。
ひとくせあるフジヤマの絵画たちに逢える。
写実的なもの、幻想的なもの、デフォルメのキツいもの。
作者にとって、どのようにフジヤマが見えていたのか、そのような視点で楽しむのも良いかもしれません。
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フジヤマミュージアムから窓越しのFUJIYAMA
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少々暑くなっていたので、キンキンに効いたエアコンに癒される。
しかし本格的な雷雨になり、足止めを食ってしまう。
小降りになるのを待ち、リサガスタウンで買い食いし、園内に戻る。
適当に乗り物を乗り継ぎながら、テンテコマイの記録をチェックするも、1年前から更新されず。
今回は軽く10数回舞わして終わらせたが、羽根の調整がシビアであり、強すぎれば高速回転し、緩めすぎれば止まってしまう。
今年度オープンしたばかりのタピオカドリンク専門店、瑪蜜黛(モミトイ)で小休止。
タピオカって言葉はよく聞くけど飲んだことなかったし、ゼリー入りドリンクかと勝手に思っていたけど、想像してたのとはかなり違う。
キャッサバという芋の一種を原料にしたものだそうで、しっかりした芯のあるゲル状の物体が沈んでおり、ずっしり腹に溜まる。
暖かい部分や冷たい部分があったりして、不思議な感覚ではありました。
中ジョッキや大ジョッキ並みの価格でしたけど、これが相場らしい。
17:00を回り、高飛車が再開したので整理券を使い、更に乗り物を乗り継ぐ。
いよいよ暗くなってきたので仕上げ(四大コースターのはしご)にかかる。
ド☆ドドンパと高飛車を夜に乗るのは初体験。
心なしか高飛車の展開が速すぎて身体が付いていかず、なかなかスリリングだった。
あとはシングルライダーで、ひたすらFUJIYAMAリピート。
腰骨あたりに打ち身のような鈍痛が。そろそろ止め時かなと思ったら、時間の方が先に尽きた。
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それでは、また [END]
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