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ええじゃないか
富士急ハイランド 新規施設プレスプレビュー

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2006年7月7日、幸運にも「ええじゃないか」プレス公開にて先行乗車できることになった。 おりしも梅雨のさなか。台風3号が沖縄に接近し、週間予報も悪くなる一方。 7月6日夕方の予報では、当日は昼前後に雨とのこと。 もはや後戻りは出来ず、22過ぎに帰宅して急いで準備、とっくに眠ってる家族を尻目に出発したのは1:45AM。 134号から一国、大井松田から246を経て須走へ。 ちょっと霧雨降ったけど、かなり高いところに光が見える。富士山の山小屋だろうか。 籠坂峠を越えると空が明るくなり、晴れ間が広がった。 さすがに眠気が強まったので、いつもの山中湖湖畔の駐車場へ。 5合目付近から山頂まで、山小屋の光の列が続いていた。 すでに4:00AM。6時に目覚ましをセットして眠る。

山中湖 6:00AM

目覚めれば、見事な逆さ富士。 写真撮影し、コンビニ弁当を食っていると、あっという間に湖面が波立ち、 6:20頃には逆さ富士は全く見えなくなった。 山中湖−河口湖間は道路渋滞が発生しやすいので急いで移動し、 ホテル ハイランドリゾート側の駐車場にクルマを入れる。

こんなところにもネタ看板
新規施設プレスプレビュー

ホテル受付で「ズームインスーパー」生中継の話をすると、スタッフの方は存じていなかったようだが、 ロビーのTVで見せていただけることになった。 実物とTVとの同時進行。動いている「ええじゃないか」を初めて見た。

ロビーからのFUJIYAMA
ズームインスーパー

プレス関係者の受付は10:00AMからとのことだったので、 それまでFUJIYAMAの下を怪しくうろついたり、ロビーで読書したりして過ごす。 受付けにて広報担当の方にお会いし、園内に案内してもらう。 ドドンパ、FUJIYAMA、トンデミーナと回って、ウォーミングアップはバッチリ。 11:00過ぎに会場に戻って昼食。高級な中華風弁当だし、腹減ってたので完食しちゃったよ。 コースターファンサイト運営者として広く知られる、 四月の魚さん、こにさん、シンタローさんと無事に落ち合い、前方に席に着く。

富士急行関係者
maxell関係者と宮田珠己氏

アイススケートで有名な岡崎朋美さん(左端)、初めて見ました。 富士急行社長(かなりお若い方です)のお話は、だいたいこんな感じでした。 不正確な記憶なので誤りあるかもしれません。 いちおう「取材」なので、ちゃんとメモを取るべきですね。

ドドンパに次ぐ大型新コースターのプロジェクトは2001年にスタートした。 コースターの王道(キャメルバック、落差、スピード)をコンセプトとするFUJIYAMA、 直球勝負(極限の加速とスピード、直進性、垂直昇降、一発芸)のドドンパ。 そして型破りで常識はずれな「ええじゃないか」。 かつて6.5Gを誇ったモンスターマシン、ムーンサルトスクランブルの後継にあたるアクション系で、 真紅のレールはムーンサルトスクランブルをイメージしているそうだ。 見かけ上は Six Flags Magic Mountain の4次元コースター "X" によく似ている。 富士急行社長が"X"に搭乗し、ぜひこのコースターを日本に登場させたい、 しかし富士急である以上、同じ物を作るようでは納得できない。 そこで、S & S Power社にて、ライドを1から再設計。 レールの建設は国内コースターメーカー(紹介されなかったが、RCDBによれば、サノヤスヒシノ明昌)が一手に引き受け、 オリジナルの"X"を遥かにスケールアップし、乗り心地も抜群に仕上がった。 そして安全確認は、社長自身が第1号乗車して行った。 この冬登場予定の癒し系施設「ふじやま温泉」を含め、今後も新たな施設を予定している富士急ハイランドにご期待ください、とのことでした。

総工費36億円(FUJIYAMA、ドドンパは各30億円)。 スポンサーの日立マクセル(株)にも拍手です。DVDや乾電池はマクセルで。

コースターマニアの第一人者で、著書「ジェットコースターにもほどがある」やTV出演で知られる宮田珠己氏のインプレッションも紹介。 1回乗っただけではグルグル回って訳がわからない。 少なくとも3回は乗らないと、その全貌は見えてこないないそうである。 まるでアニメ・キャラクターの空中戦、ただし飛行機や宇宙船ではなく、キャラ自身が空を飛んでるようなイメージだとか。 たとえばドラゴンボールなど。でも筆者は即座に、ラオウ対ケンシロウの第1戦を思い浮かべてしまった。

一通りお話は終わり、はやる気持ちを抑えて、さぁ園内に移動だ。

EN-TRANCE On Ride Report
プレス公開 試乗編
乗車レポートです。

TV番組収録を見ながら、6回乗車。 ええじゃないかはGの変化が激しく、疲れが溜まって頭痛が悪化する。 さすがにこれ以上は厳しいので、ドドンパに立ち寄ってFUJIYAMAへ。 ここで、こにさんとシンタローさんと合流。 ええじゃないかの後のFUJIYAMAは、まさに癒し系マシン。 ダラリと体の力を抜き、リラックスして風切る感覚を楽しむ。 いや〜FUJIYAMA最高、気持ち良くて疲れが取れる〜。

ラストは最終ドドンパ2連続。 ホームは、なんだか焦げ臭い匂いが漂って、 スタッフのお兄さんも殺気だっている。 最終便に乗り込む時、「あと150秒!!」と叫んでいたけど、 スタート可能な空気圧を維持できる限界時間らしい。 これも貴重な体験となった。

最後は懇親会。 高級バイキングを肴に談笑しつつ、18:30頃の新宿行きバス出発時刻になると、 人の波が一気に引いてしまって終了。 もう少しゆっくりしたかったが、仕方なく退散となった。 まだ明るいので運転は楽だったが、籠坂峠を越えると濃霧に包まれ、ついに雨が降り始めた。

特製ケーキ

お土産 1
お土産 2

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